当社は、地域社会への貢献と未来を担う若い世代の育成を目的として、姫路商業高校が行っているPBL(問題解決型教育)に賛同し、生徒さんたちと協働で商品開発プロジェクトに取り組みました。

5月から始まったこのプロジェクトでは、食品スーパーで販売する「手作りおむすび」をテーマに、生徒さんたちが商品の企画から販売戦略までを体験。座学を通じて商品開発の仕組みを学んだ後、アイデアを出し合い、試作を重ねてオリジナルの「おむすび」を考案しました。

生徒さんたちの熱意が詰まったプレゼンテーションを経て、今回商品化されたのは「さば混ぜ込みおむすび」です。

夏休み期間中には、生徒さんたちが店頭で接客や試食販売に挑戦。おむすびの被り物をかぶったり、店内放送にチャレンジしたりと、自らが開発した商品を笑顔でPRしました。当初の販売目標は2日間で200個でしたが、生徒さんたちの奮闘と地元のお客様からの温かい応援により、なんと1時間半で完売する日があるなど、予想をはるかに上回る大成功となりました。

このプロジェクトは、生徒さんたちにとって社会に出る上での貴重な経験となり、当社社員にとっても、若い世代の柔軟な発想に触れる良い機会となりました。この「さば混ぜ込みおむすび」は、9月1日から全店で販売を開始します。

ぜひ、高校生たちの情熱が詰まったおむすびをご賞味ください。